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zoom RSS 北海道炭鉱強制徴用者証言集(2)

<<   作成日時 : 2011/01/08 05:08   >>

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 前回、「写真で見る強制動員の話」の中の記述に「いくら働いても各種名目で控除され、実際には殆どお金がもらえなかった」と言うのがあることを書きました。

画像
注:「写真で見る強制動員の話」 p14


 ここに出てくる尹秉烈(茂松秉烈)さんは、北海道歌志内市にあった炭鉱で働いていたようです。当時の葉書が掲載されていました。その住所「鳩ケ丘」地区には「北炭神威」の3つの寮があったようです。「第一協和寮」と言うのはその一つかもしれません。

画像
注:「写真で見る強制動員の話」p55


■朝鮮労働者は働いても手取の収入は無かった(少なかった)のか?

 その尹秉烈(茂松秉烈)さんの昭和20年(1945年)3月の給与明細票です。
画像
注:「写真で見る強制動員の話」p58。見やすいように上下に二分割。


確かにこれを見ると、賃金額より引かれる額が上回っています。

 しかし大半が「年金保険料」と「寄宿舎賄料」で、訳の判らない控除名目が特段多いということではありません。ましてや賃金額には名目が記載されていない「1500」という支給があるにも関わらず引かれる額が上回っています。これはこの月の「就業日数」の欄が「5日」となっているからです。つまりあまり働いていない月だったので上回ったと想像できます。

 次のページ(p59)に他の月の給与明細書が載っていました。

画像
「写真で見る強制動員の話」p59 クリックで拡大します


写真では判りにくいので表にしました。

尹秉烈(茂松秉烈)さんの給与明細書

明細 A B C  D
賃金手当稼賃金 12273 10144   452    
出稼手当  1800   1800     
休日歩合   35     
特別補給金 1500
前月残分   51   47
賃金・手当合計 14073 11979  503 1547
引き料年金保険料  1201   440  1200  1200
健康保険料   330   231   336   336
産報会費    50    50    20
町民税    30    30    10
物品代   158
薬   代   100
弁償金    50
団体生命保険     16    16    16    16
勤労所得税  1350  1035
簡易保険料   100   100  100
組合貯金  1110  1110
寄宿舎賄料  2077  2010  2077  1876
忠霊塔寄付   28    23   23   23
戦死貯金   590
献   金  290
氏子組合費  30
貯   金  1800  1500
控除その他合計  8732  7023  3652 3681
差引支給額  5341  4956  3149 2134


 AとBから、普通に働いている月は昭和20年3月と同じように引かれていたにも関わらず「組合貯金」や「貯金」ができています。さらにBの月では「休日歩合」にも支給額が計上されています。休日に働くとちゃんと手当が支給されていたと言うことです。

 ところがCになると賃金が少なくなりDでは記載されていません。そして「特別補給金」というのが計上されています。またDでは「薬代」と言うのが引かれていますので、尹秉烈(茂松秉烈)さんはC・Dの月には事情(病気?)があって働けなかったと推定でき、そのため「特別補給金」が手当されていると思われます。

 従って、ある特定な月の明細だけ取り上げて「いくら働いても各種名目で控除され、実際には殆どお金がもらえなかった」というのはおかしな話ですね。こういうのは韓国では漢字を教えなくなってきているので判らない人も多いのです。


■借用金は朝鮮労働者の足かせになるほど多い金額だったか?

 「借用金」が朝鮮労働者にとって足かせになったという記述がありました。しかし、その資料を見る限り、まともに働いていれば給料から十分返せる金額(貯金ができる位なので)ですし、仮に働けなかったとしても日本人らしい人が保証人となっていますので、その人の給料から差し引かれる内容となっています。
画像
「写真で見る強制動員の話」p104


 
 このように資料に対しての記述内容が違っていて、その記述内容は恣意的な内容だな・・・と感じるのは私だけでしょうか。



 日本語の記述の箇所に、こういう内容が載っていました。
画像
注:「写真で見る強制動員の話」 p16


 つまり、この報告書は資料に対する生存者の記憶が曖昧だったり、遺族なので内容についてはよく聞いていなかったので、委員会が「強制連行で過酷な労働があり、そして賃金もまともに払われなかった」という前提で作られた資料に基づく報告書だと言えるのではないでしょうか。

 前回の冒頭に、太平洋戦争末期、南太平洋マーシャル諸島内のミリ環礁に強制動員された朝鮮人が日本軍の「人食い事件」に抵抗し、無差別虐殺されたということを報告した韓国の委員会と言うことを書きましたが、この委員会が作る報告書は「○○があったと言う結論を前提として作成された」ということを感じさせる報告書と言えるのではないでしょうか。


【参考】

北海道炭鉱強制徴用者証言集

『ミリ環礁朝鮮人抵抗事件(1)』
『ミリ環礁朝鮮人抵抗事件(2)』
『ミリ環礁朝鮮人抵抗事件(3)』
『ミリ環礁朝鮮人抵抗事件(4)』
『ミリ環礁朝鮮人抵抗事件(5)』
『ミリ環礁朝鮮人抵抗事件(参考資料)』
『ミリ環礁朝鮮人抵抗事件(参考資料 その2)』
『ミリ環礁朝鮮人抵抗事件とは・・・』

wiki『チルボン島事件』

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