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zoom RSS 『在京朝鮮人労働者ノ情勢』

<<   作成日時 : 2014/02/07 13:47   >>

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 アジア歴史資料センターに『本邦労働者関係雑件 第一巻 15.在京朝鮮人労働者ノ情勢関係』(レファレンスコードB04012839200)という資料があります。昭和9年7月末での在京朝鮮人労働者に関する調査資料で当時の小栗一雄警視総監から関係部署へ配布された資料です。調査部署は警視庁特別高等警察部内鮮課となっています。

今回はこの資料について紹介します。

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■在京朝鮮人労働者の一般状況
1)在京朝鮮人数
 大正6年(1917年)末   918名
 昭和2年(1927年)末  16083名
 昭和9年(1934年)7月 40759名

2)職業別
 学生   4674名(16.6%)
 労働者 20304名(71.9%)  内1783名が失業中(8.8%)
 商業   2968名(10.5%)
 官公吏他有識的職業 280名(1.0%)  


■工場工事場における鮮人の就労状況
○技術習得に対する熱意に欠く
 鮮人の徒弟・見習工に対しては技術の習得に関し内地人と同一の条件待遇の下に訓練せしむるに一般的に覚え込みに欽く、数年中には内地人との間に相当の開きを生す

 これの原因は一般に教養低く頭脳の粗慢に因ることもあれど鮮人労働者の多くは目前の利害のみに捉われ殆んど将来の大局を顧みず現に自己が技術習得中の工場と●も他に僅かにても賃金高率なる工場を発見すれば技術未完成のまま直ちに転居する等の性癖を有し、親方に対する性宜をも解せざるのみならず行動を共にして工場の繁栄に努るか如き誠意全くなくなって親方としても赤誠を似て技術を仕込の気持ちに成れさる点等に基因する模様なり。
 (略)

○言語は就職の第一条件たり
 最近の鮮人青少年大抵内地語に通じおりて不便なき中年以上の者この点遺憾なり。(略)
 これら労働者の生活状況を見るに概ね固定式職場に在を似て月々の収入定まり且つ見習徒弟等のごときも生活を保障され居りて在京鮮人中の比較的恵まれたるものと謂うべく生活様式低級ながらも鮮人の生活としては緩和され居り中には貯蓄を為し居るもの又は故郷へ送金する者も少なからざる状況なり


賃金に関しては特殊技術を有する者を除き、内地人と殆んど同じ。また住み込みの場合食費等々経費がかかりますから通勤の場合と比べて賃金は低いのですが、「小遣いとしてもらう場合あり」ということが備考欄に書かれています。
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左:通勤の場合 右:住み込みの場合




■朝鮮人労働者と麻薬中毒者

 私がこの資料を紹介したのは、この項目があったからです。この資料の中には簡易宿泊所の状況とか、朝鮮人密集部落の状況とか、現在にもつながるような項もあるのですが、特に気になったのがこの麻薬中毒の状況です。

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 昭和9年6月末現在在京朝鮮人総数4万751名中麻薬中毒患者は約3000名にして総数に対する7%強に富れるがその大部分は労働者なり。

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○麻薬中毒の動機
 1)最初一種の娯楽又は嗜好品として楽しむうち中毒となる
 2)内地に来た当初は環境になじまず腹痛等をおこす。先輩中毒者はこれを利用し、治療と称してモルヒネ注射をし最終的には中毒患者にする。



 労働者の約7%強が中毒者なのですが、それが先輩が治療薬と騙して知らず知らずのうちに中毒者とさせる・・・怖い世界です。昭和9年(1934年)には朝鮮人の内地移住を抑制しようと「朝鮮人移住対策ノ件」ということが閣議決定されていのです。(アジア歴史資料センター レファレンスコード:A03023591400)
 その資料から昭和8年末時点の内地在住数は43万6千人、大正2年から比較すると120倍です。

 朝鮮半島での「自由募集」は1939年(昭和14年)ですから、これらの数字は一攫千金を狙って日本へ来た人たちが多かったと思われます。中には真面目に働き、帰る度にりっぱな姿を見せる人もいたでしょう。しかし、落ちこぼれて麻薬に手を染める、また同朋に中毒者とされてしまい不逞行為に手を染める・・・。そういう人は帰れないですよね・・・金を稼がないままでは。

 こんな時「宮本武蔵」の話を思いだします。武蔵とともに、武蔵の対として描かれる又八・・・。
 
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弱い者は自分を弱いとは言わん。おぬしはもう弱いものではない
 強くあろうとする者、もう一歩目を踏み出したよ。


 立身出世を 望んで故郷の村を武蔵と一緒に村を出た又八。実際そんなに上手くいくのはほんの一握りで、結果として、友を妬み、人を騙し、口ばかり達者・・・となってしまいます。
 そんな又八が、余命いくばくもない母と出会い、嘘を捨て、自分の弱さを認めます。そんな又八を勇気づけたのは、彼の虚勢も嘘も全て見抜いた上であえて騙されて息子を認めつづけていた母、全てを吐露した又八を、それでも最期まで立派に励ましつづけた母心。(バガボンド 第31巻より)

 ( ^^) _旦~~  チョット脱線シマシタ・・・

 さて、「在京朝鮮人労働者ノ情勢関係」には、中毒者がどうなるのかが書かれています。

 
 ・労働力を失い惹いては経済的破局を招来し為るに一家離散の悲劇を生じる
 ・薬代及び生活費で一人1日2円程度必要だが、概ね中毒者は無職無産の徒
 ・薬品調達の方法としては、窃盗掻佛売淫等の不道徳的行為に依る外ない
 ・毎日市民の何人かは不良徒輩生存のため被害を受ける


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 中毒者が薬を手に入れるためには医師の証明書が必要なのですが、これに乗じて利得を得ようとして救護事業の名のもとに中毒者に麻薬を密売したり、窃盗中毒者と結託して薬を処分する古物商が出てきたり、組織的な不逞行為が行われるようになります。

 この中毒患者救を目的として患者の収容等を行って治療していた団体は、もちろん成功した団体もありますが、中には救護の美名の名の下、その裏では患者に不正に薬を売りつけ利得を得るなど、実際には「患者養成所の観がある、成果を収めたるもの稀にして」という状態でした。

 その稀な事例も含めて資料にある事例を紹介します。

■麻薬中毒者救護会
 昭和8年11月創立。長尾半平、馬島潤、超晟基等主体となり、主として馬島潤の出資により10数名(男16名、女2名)の中毒者を収容しているが、これらに対して決して「モルヒネ」を用いず、馬嶋の調剤による施薬をもって漸次全快をせむる方法を講し相当成績を挙げている。

 
 「馬嶋の調剤による・・」とあるのでこの方が医師なのでしょうか。
 
■荏原郡内在日鮮人健康保護会
 創立者は「飯場主土工頭 趙翊奎」は鮮人患者に同情し且つ在京一般鮮人の内地人に兎角嫌忌せらる原因の一つは斯る事実に存するものとなして団体を設立、自宅を収容所として救護に務め、就職したるもの20名帰鮮したるもの10数名、中毒者として窃盗掻佛等の不正者だしたることなく荏原郡内の中毒者は殆んど根絶したため今年12月成功裏に解散した。


 飯場の親方が患者への同情と一般鮮人に対する内地人の嫌忌の原因を取り除くため団体設立ということです。親方の気持ちが患者を快方へと向かわせたのです。

■東洋協和会
 昭和7年8月創立の東洋清心会の後身にて、鄭明俊、李相鳳等中心となり管下支部等を設立し、各支部数名の患者を収容していたが、幹部及び医師間で不正行為暴露し鄭明俊以下10数名検挙送局され、厳重なる取締を受ける。その後経営不能として本部のみ残す(収容者1名もなし)


 支部も設立していたけれど結局不正行為が暴露された例です。これら団体は一部に成果はありましたが、結果として「救護機関として見るべきものなし」となったことが書かれています。そして「3000モルヒネ患者は将来相当考慮すべきものあり」となっています。 
 
 もちろん全ての朝鮮人がそうだったということではありません。ただし「目前の利害のみに捉われ、殆んど将来の大局を顧みず」とか「僅かでも賃金が高い工場を発見すれば技術未完成のまま直ちに転居する・・・」というのは現代でも当てはまりそうな気がしますがどうでしょう。

 さて、こういう人たちや結果として不逞行為に手を染めた人たち、こういう人たちは朝鮮に帰った時に何と言っているんでしょう。「日本に行ってみたらタコ部屋だった」とか「賃金なんかまともにもらえなかった」とか言ってるんでしょうか・・・・。

 一攫千金を夢見て日本に来たけれど「又八」となった朝鮮人たちは故郷へ帰ってどう言い訳したのでしょう。私にはそれを知る事はできません。




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