ウリナラクォリティー

 先日、中央日報に「123階建て第2ロッテワールドのコア部メガ柱に亀裂」という記事が載りました。

 2011年6月に起工されたこの建物は現在エレベーターが通る中心部の場合33階まで骨組みが上がった。高さ555メートル、地上123階を支えるコアとなる8つのメガ柱は17階まで工事が進行中ということですが、その17階までしか出来上がっていない5・8・9階のメガ柱11カ所に早くも亀裂が見つかったということです。
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7番メガ柱の8階建設現場に現れた亀裂

以下、記事からの転載
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 ロッテ建設は「安全上問題はない」という精密安全診断が出る前なのにメガ柱の階数を上げていった。40日余り過ぎた12月になり構造物診断業者にS社を選定し亀裂に対する診断を受けた。S社は依頼を受けて3日で構造安全に問題がないという意見書をロッテ建設に渡した。

S社関係者は、「当時現場でメガ柱の亀裂状態を目で確認し、設計図面を基に追加工事作業に問題はないという判断を下した」と話した。だが、亀裂による安全性への危険に対する精密検査はしなかったと付け加えた。

 S社関係者は「ロッテ建設から所見書を提出するよう要請を受けただけで、亀裂の原因を検証するためのテストや亀裂補強作業をするようにとの指示はなかった」と話した。
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 「亀裂による安全性への精密検査はしていない、しかし安全だという診断」ということですが、123階建ての17階までしか建てていないのに既に亀裂が入っているのに大丈夫なのでしょうか。

 韓国の建造物崩落事故として有名なのは「漢江に架かる聖水大橋の崩壊事故」と「ソウル三豊百貨店の崩落事故」でしょう。どちらも人災と言える事故でした。

画像■聖水大橋の崩壊事故

韓国ソウルの漢江に架かる聖水大橋。1979年10月に完成。しかし施工段階での手抜き工事のため1994年10月に突然崩壊。橋を通行中の乗用車やスクールバスが巻き込まれて32人が死亡。原因は「設計ミス」「手抜き工事」。






画像■三豊百貨店の崩落事故

 1989年に開店した韓国ソウル三豊百貨店が6年後の1995年の崩落した事故。死者502人・負傷者937人・行方不明5人という大惨事で、原因は「設計ミス」「手抜き工事」「無許可の地下増設工事」などが指摘されました。






 このように大きな事故を経験した韓国ですが、「手抜き工事」や「杜撰な工事」、「設計ミス」等々まだまだ発生しているようで似たような事故が報道されています。

■マレーシアの最新式競技場の屋根崩壊事故 2009年6月
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 マレーシアの競技場で完成して1年足らずで屋根が崩壊した事故。韓国には「海外建設促進法」という法律が有り、韓国企業が海外建設工事をするためには、国土海洋部に海外建設業として登録しなければならないところそれをしないまま工事を請け負っていたということです。
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2009/06/04/2009060401484.html

■ロッテキャッスル崩壊事故 2010年4月
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釜山市北区華明洞ロッテキャッスルカイザーマンション新築工事現場でコンクリートが崩れ、作業員7人が埋もれ、1人が死亡する事故。原因は、水平鉄骨構造物の接続状態が不十分なことや鉄骨をつなぐ固定ピンがところどころ継っていなかったことなどの手抜き工事とされました。
http://www.nocutnews.co.kr/show.asp?idx=1442677

 同じように建設作業中に床が崩落する事故は今年に入ってからも起きています。工事を急ぐあまりコンクリートが十分に乾く前に無理に工事を進めたことが原因とされています。
http://www.ezyeconomy.com/news/article.html?no=42409
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■京畿道坡州市で建設中の橋の崩落事故 2012年9月
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 京畿道坡州市で建設中のはしが崩落した事故で死傷者14名の事故で、施工業者が本来分割して行わなければならなかったコンクリート打設を一括して行ったことで加重に耐えられなかったとみられています。
http://www.yonhapnews.co.kr/economy/2012/09/23/0302000000AKR20120923057900060.HTML
http://www.ytn.co.kr/_ln/0102_201211011841175034

■公共事業での手抜き工事
 2007~2010年発注された公共工事のうち3つの政府省庁·傘下機関が発注した7ヶ所と137の広域および市·郡·区市町村が発注した844校など計851箇所が近道·不良施工されたことが確認されそうです。それはソウルをはじめとする全天候型舗装道路で、仕様で定められている工法ではなく40~50%程度で済む手抜き工事を行ったそうです。

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本来あるはずのクッション層がない道路

http://article.joinsmsn.com/news/article/article.asp?total_id=7361034
http://article.joinsmsn.com/news/article/article.asp?total_id=7361016


■釜山国際映画祭の専用館「映画の殿堂」 2011年10月
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 2011年9月29日オープンして 第16回釜山国際映画祭が10月6日から開催されました。その専用館として建設されましたが2008年末着工で約3年という短い工事期間でした。

「あちこちで雨漏り、誰のための「映画の殿堂」か」 中央日報日本語版2011/10/18
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閉幕の日、建物の一部で雨水が漏れ、「映画の殿堂」効果は色あせた。 野外上映場の屋根からも雨水がぽたぽたと落ち、一部の客席には雨具が支給された。 大きな被害はなかったが、「欠陥工事では」という憂慮をもたらすには十分だった。
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 問題は、こうした恥さらしがある程度予想されていたという点だ。
 映画祭の内部では今年初めから「9月の開館、10月の映画祭開催はどう考えても無理」という意見が出ていた。 釜山市建設本部が発注し、韓進重工業建設部門が施工した「映画の殿堂」は、08年末に着工された。 開館まで3年という超スピード工事だった。 設計を引き受けた豪州の建築会社コープ・ヒンメルブラウも驚くほどだった。その結果、仕上げ工事が十分でなかった一部は、安全上の理由で出入りが制限された。 観客に最も必要な施設の食堂やカフェなどだ。

 これだけでない。 「映画の殿堂」の運営を引き受けた財団法人「映画の殿堂」と映画祭執行委員会の間にも不協和音が生じた。 李庸観執行委員長は閉幕記者会見で、異例にも財団と施行会社を非難する姿を見せた。 財団に対しては「映画祭の運営においていろいろと非協調的で、非常に難しかった」、施行会社に対しては「工事進展状況についてずっと言葉を変え、釜山市によって無理に開館することにした」という主張だった。

これに対し財団側は「まだ使用承認(竣工検査)が出ていないので、正式に運営権を譲り受けられなかった。 そういう状況でも映画祭とは‘運命共同体’と考えて、開催の成功に向けて最善を尽くした」と主張した。

 こうした言い争いは当事者同士が勝手にすることだ。 しかしこうした雑音が開館を過度に急がせたことから始まったという点については、よく考えなければならない。 財団側も「開幕式の数日前まで、こういう状態で開幕式ができるのかという疑問を抱いた」と言う。 十分に時間をかけて調整さえすれば、醜い内輪もめや、不十分な仕上げ工事問題も発生しなかったかもしれない。 いったい誰が、なぜそれほど急いだのか。 観客のほうは「専用館時代」が来年にオープンしても何の不満もなかったはずだが。
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 2011年10月に開催された釜山国際映画祭は期間中に観客数19万6千人でした。しかし「まだ竣工検査が終わっていない」建物でした。建物の一部は安全上の理由で出入りが制限されたということでしたが、こういう建物で観客を入れて開催したことに驚きます。

 まさに韓国人気質によるウリナラクォリティー  (ーー;)ヤレヤレ

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