「海苔Nori」と「海苔Gim」

 2/13ニューヨークタイムスにこんな広告が載りました。 TVドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」で主演したイ・ヨンエさんを使った韓国料理「ビビンバ」の広告です。
画像


 この広告は韓国広報専門家の徐敬徳誠信女子大学教授が、「90カ国余りで30億人以上が視聴した『チャングムの誓い』の主人公であるイ・ヨンエが広告モデルで登場することによりビビンバをもう少し身近に紹介したかった。韓国料理の代表であるビビンバを広く知らしめるため制作された広告だが、イ・ヨンエに韓服を着せ韓服の美しさを世界の人々に同時に知らせたかった」と説明しています。 (中央日報日本語版 2013/02/14

 ところがこの広告に文化財還収活動家のヘムン僧侶がクレームを付けました。ビビンパが韓国の伝統料理という説明がなくて驚いたし、韓国料理の広告に日本語が登場して驚いたと言うのです。そのビビンバの説明の中に使われた日本語と言うのが「toasted nori」の「Nori」で、へムン僧侶は韓国で海苔を意味する「김(Gim)」を使って「toasted Gim(laver)」とすべきだとして「誰かの軽率さで用語をいいかげんに処理したことは明らかだ」と話したそうです。
画像


 最近の日本食ブームから「Gimなんて知らね~よ」とアメリカの人が思うのかもしれないと「Nori」を使ったのかもしれませんが、日本から輸出している海苔では「toasted Seaweed」又は「roasted Seaweed」が使われているようです。もちろん「toasted Nori」もあります。

画像
左:永井海苔さん 中央:高岡屋さん 右:山本山さん



 ドイツのデュッセルドルフにある「松竹」という日本食品の輸入を行っている会社があります。
画像

 「欧州最大級の日本食品輸入卸し・小売販売マーケットの松竹」とあって店構えも日本風なのですが代表取締役社長は「朴用澤」と言う人なので韓国の人がやっているお店ですが、そのオンラインショッピングのサイトにいろいろ面白い写真がありました。このお店で取り扱っている焼き海苔の写真ですが、良く見るとハングルが書いてあったり、漢字が旧漢字だったりです。実は、これらは全て韓国産の焼き海苔なのです。
画像


 その他にもいろいろな「日本産もどき」が売られています。
画像


 文化財還収活動家のヘムン僧侶も「Nori」にクレームをつけるくらいなら、こういう日本産もどきでの商売にもクレームをつけてほしいものですが、韓国は以前にもサムスンや現代が日本製と間違えるようなCMを使っていましたから商売なら何でもアリのお国柄なんでしょうか。
画像


 ちなみに韓国企業の名誉のために松竹ではハングルで書いている韓国産海苔も扱っていますが、英語表記の「Gim」とも書いていません。
画像






ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 6

面白い 面白い 面白い
ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック